こんにちは、こんです。
エルゴベビーのオムニブリーズは、新生児の赤ちゃん (体重3.2kg以上、身長50.8cm以上)から使うことができます。
今回は、
について、ご紹介します。
オムニブリーズで新生児抱きをする前に知っておきたいポイント
新生児抱っこのお悩みとして多いのが、
- 足が開かない
- 埋もれてしまう
という2点です。

解決するためのポイントをまとめました!
赤ちゃんの足は「M字の姿勢」にする

赤ちゃんは、お母さんのお腹の中でお膝を曲げた姿勢で過ごしていました。
赤ちゃんの股関節を守ため、抱っこをする時も「M字の姿勢」を保つことが大切です。

次に、赤ちゃんのおしりがパパ・ママのお腹に当たるように、少し手前に傾けます。
そうすることで、おしりよりも膝が上がり足が自然に開きやすくなります。
ウエストベルト・肩ベルトを正しい位置につける

赤ちゃんが埋もれてしまう原因は、
- ウエストベルトの位置が低い
- 肩ベルトが長すぎる
という理由が考えられます。
「エルゴベビーの正しい位置と付け方 」の記事でもご紹介していますが、ウエストベルトをつける位置は、腰の一番細い位置。

ウエストベルトの位置を高くすることで、赤ちゃんの沈み込みを防ぎます。
❌ 腰ベルトの位置が低い | ⭕️ 腰ベルトの位置が高い |
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また、肩ベルトを適度に締めることも大切。
❌ 肩ベルトが緩い | ⭕️ ちょうど良い |
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赤ちゃんとの隙間は「手のひら一枚分」程度が良いとされています◎

正しい高さの目安は、
と覚えておきましょう!

オムニブリーズで新生児抱きをする手順
【事前準備】オムニブリーズを「新生児設定」にする

抱っこをする前に、オムニブリーズを新生児の赤ちゃんに合わせて調整しておきます。
シートアジャスタータブ

座面を調整する「シートアジャスタータブ」は、マジックテープを「A 」の位置に留めます。

ヘッド&ネックサポート

新生児のうちはヘッド&ネックサポートを「内側」に折り込み、お首すわり前のお首をしっかりサポートします。

オムニブリーズはサポートがしっかり!お首がぐらつかず、安心して抱っこすることができます。

ウエストベルトをつける

ウエストベルトを、ウエストの高めの位置に巻きます。
バックルは「ベルト通しゴム」に通し、外れないように留めましょう。
赤ちゃんを抱き上げる
赤ちゃん胸の前に抱き、

お母さんの身体に密着させながら、抱っこ紐で包みます。

赤ちゃんを抱き上げるときは、お母さんの身体にもたれ掛からせるようにすると安定します。

背中のバックルを留め、

ベルトの長さを調整しましょう。

抱っこのイメージとしては、(⬇︎)この写真のような感じになります。

赤ちゃんが苦しくないように、お首を横に向けてあげるとgoodです。

オムニブリーズでの新生児抱きがどうしても怖い場合は?
中には、どうしてもオムニブリーズでの抱っこに不安がある・・という方もいらっしゃると思います。

抱っこ紐に慣れるまで、不安になるのは自然なことですよね。
そんな時におすすめなのが、エルゴベビーの「エンブレース」という抱っこ紐。
エンブレースは新生児抱っこに特化した抱っこ紐として販売されており、オムニブリーズと比べて、
- 抱っこ紐の設定箇所が少ない
- 抱っこ紐の布が柔らかく、足の調整がしやすい
- バックルを前で留めることができる。
という特徴があります。
調節も簡単で、バックルも前で留められて安心。サッと着けられてフィット感も良いから、新生児期にも使いやすそう。コンパクトになるから2個目としても欲しいです。
エンブレースの購入者レビュー
ただし、肩や腰のサポート力は弱いので、赤ちゃんの体重が重くなる頃に、オムニブリーズやアダプトに買い替える方が多いようです。
使い方に迷わなかったので、慣れない新生児期にも良いと思います!成長した今は、長時間使うのにサポート力のあるOMNIと使い分けができてとっても便利。
エンブレースの購入者レビュー

新生児用やおでかけ先での「サブの抱っこ紐」としておすすめです!
オムニブリーズで快適な新生児抱きをするコツ
長時間の抱っこは避ける
新生児の赤ちゃんにとって、長時間の同じ姿勢は大きな負担になります。
1〜2時間ごとに抱っこ紐からおろして、休憩を取るようにしましょう。
また、授乳後すぐの抱っこは吐き戻しの原因にもなるので、授乳後30分ほど開けてからの抱っこが理想的です。
お顔の向きを変える

新生児の赤ちゃんは、自分で顔の向きを変えることができないので、定期的にお顔の向きを変えましょう。
抱っこ紐やケープなどで、赤ちゃんの口や鼻が覆われていないかのチェックも大切です。
季節に合わせた気温の対策をする

オムニブリーズは、メッシュ素材なので通気性に優れています。
ですが、大人よりも平熱が高い赤ちゃんは、暑い季節になるとどうしても熱がこもってしまいます。
気温が高くなる春から夏にかけては、
・服装を通気性の良い素材にする。
(コットンやガーゼなど)
・調節できる「重ね着スタイル」にする。
・UVカットの抱っこ紐ケープを使う。
・抱っこ紐用の保冷剤や扇風機を使う。
などの対策が効果的です。


気温が低くなる秋から冬にかけては、
・調節できる「重ね着スタイル」にする。
(室内と屋外の気温差が大きいため)
・抱っこ紐用の防寒ケープを使う。
といった対策が効果的です。


まとめ

オムニブリーズで新生児を抱っこする方法についてご紹介しました。
慣れるまでは、布団やソファなどに座って抱っこをすると、安心して抱っこをすることができます◎
今回ご紹介した手順やポイントを押さえて、快適で安全な「新生児抱っこ」を実践してみてください。